木漏れ日の下で










「何見てるの?」
ふと、かけられた言葉に驚いてしまった
「ぅわっ…!!」

ポフッ

私の居た場所は、木の上。驚いて、落ちてしまった。
見上げていた空が、遠くなっていて。
衝撃が走る。
しかし、痛みは無く、反射的に瞑った目を開く
目の前にはきれいな顔があって、思わず目を反らしたくなった。

「大丈夫?」
黙っている私に、声をかけた。
今の状況は、お姫様抱っこをされてる状態で
「平気…とりあえず 降ろして」
愛想のない言葉…素直になれないのは私の悪いところ
そうだね…と言いながら 彼は私を降ろした
「ありがとう」
私のこの言葉を聞いて彼はまた微笑む

「どういたしまして」

私でも確かにわかる。
彼の今の微笑みはいつもの微笑みとはちがうものだということ。
いつも以上に、綺麗な事。

「危ないから、今度は木に登らないでココから見上げなよ」


普段は人の意見を聞かない私だけど

今度からは 木漏れ日の下で 空を仰ごうとおもう








・・・End


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最近 淳ブームですvvvv
ホントは淳夢が良いと思ったんだけど
青学中心なんで とりあえず 夢が1つしかない不二くん
増やしました。
他校増やして欲しい人 居たら(居ないよね…あたち 文才ないもん)
書きこしてください。
感想もどしどし待ってます。










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